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LEC行政書士講座のS式と本科系の違いは?学習スタイル別に整理

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この記事の目次

このページの情報確認について

この記事は、LEC行政書士講座の公式ページ、公式オンラインショップの商品案内、公式FAQ、公式の割引制度案内をもとに、S式と本科系の選び方を整理しています。

受講料、割引、対象講座、教材構成、WEB問題集・答練・模試の含有範囲、受講期限、配信期限、申込条件は変更される可能性があります。申込前には、必ずLEC公式ページで最新情報を確認してください。

sound23では、公開情報の確認方法や、条件変更があった場合の記事更新方針を以下のページで整理しています。

関連記事:No.109|sound23の情報確認・更新方針|公式情報の確認範囲と記事更新の考え方

まず結論|S式と本科系は、学習プロセスをどこまで自分で回すかで選ぶ

LEC行政書士講座を調べていると、次のように迷いやすいのではないでしょうか。

  • S式で足りるのか
  • パーフェクトコースなどの本科系を選んだ方が安心なのか
  • S式にはWEB問題集や模試も含まれるのか
  • 料金の違いより、自分に必要な学習内容が入っているか知りたい
  • 仕事をしながら続けるなら、どちらが合うのか

先に結論を言うと、S式と本科系の違いは、どちらが上かではなく、合格までの学習プロセスをどこまで自分で回し、どこまで講座の構成に支えてもらうかの違いです。

LEC公式では、S式は「1コマ15分・全60時間」の短時間学習型として案内されています。ただし、ここで重要なのは、S式インプットのみにはWEB問題集と模試が付属しない旨が公式商品案内に明記されていることです。

一問一答WEB問題集2000や模試を利用したい場合は、それらを含む対象講座・セットを選ぶ必要があります。S式を検討する人は、「短時間で学べるか」だけでなく、「自分が必要とする演習や仕上げ対策が、選ぶ商品に含まれているか」まで確認しなければなりません。

一方、LECの初学者向け講座には、合格講座スタンダードコース、パーフェクトコース、パーフェクトコースSPなどが掲載されています。この記事では、S式と比較しやすくするため、これらの初学者向けコース群を便宜上「本科系」と整理します。

判断の本質 まず確認する選択肢
短時間で始めやすく、必要な演習や復習を自分で組み合わせたい S式
基礎から学び、講座の構成を使って学習順序を作りたい 本科系
WEB問題集や模試までS式で使いたい それらを含むS式の対象講座・セット
初学者で、学習順序や仕上げ方に不安がある 本科系の正式コース
費用を抑えたい 料金だけでなく、含有範囲・割引対象・追加対策まで確認

大切なのは、安い方を選ぶことでも、手厚そうな方を選ぶことでもありません。

自分が申込後に止まりやすい学習プロセスを、どの講座構成なら補いやすいか。さらに、自分が使う予定の教材・演習・模試が、実際に選ぶ商品に含まれているか。

この2点を確認することが、LECのS式と本科系を選ぶときの本質です。

講座内容が悪いわけではなくても、自分に必要な支援と選んだ商品がズレると、受講料だけでなく、試験日までの学習時間も失いやすくなります。

行政書士講座全体の選び方から整理したい人は、先に次の記事で全体地図を確認してください。

関連記事:No.094|行政書士講座の選び方ガイド|迷ったら最初に読む比較・申込前チェックの全体地図

このページで判断できること

判断できること 内容
S式と本科系の違い 短時間反復を軸に自分で回すか、基礎から講座の構成を活用するか
S式インプットのみの注意点 WEB問題集・模試は付属しない旨が公式商品案内に記載されていること
S式でWEB問題集・模試を使いたい場合 それらを含む対象講座・セットを確認する必要があること
S式を確認しやすい人 短時間で学びたい人、自分で演習計画まで組める人
本科系を確認しやすい人 初学者、学習順序や仕上げ方を講座構成で確認したい人
本科系へ進んだ後の確認方法 正式コースごとに教材・演習・受講形態・期限を確認すること
申込前に見落としやすい条件 WEB問題集の登録、模試の含有範囲、割引対象外注記、期限、申込条件
この記事の勝ち筋 価格ではなく、自分に不足する学習プロセスと商品ごとの含有範囲で選ぶこと

sound23の見方|講座選びは、試験日までの学習プロセス設計

sound23は、資格講座・通信講座を、人気・価格・口コミだけでなく、申込前に確認できる条件とLQS10で整理し、読者と講座企業のミスマッチを減らす判断支援サイトです。

講座選びは、教材や動画を購入するだけの行為ではありません。

試験日までに、講義を受け、問題を解き、弱点を戻し、記述や模試で仕上げる学習プロセスを設計する最初の重要ステップです。

そのため、このページではLECの魅力を紹介するだけでなく、次の点まで確認します。

確認すること なぜ必要か
講座が学習プロセスのどこを支えるか 自分が実際に使う支援か判断するため
商品ごとに何が含まれるか 必要だと思っていた機能が含まれていない事態を防ぐため
どこを自分で補う必要があるか 申込後の学習停止を防ぐため
どの条件が公式確認を必要とするか 期限・対象範囲・料金・割引の認識違いを防ぐため
受講後にどう使えば価値が出るか 申し込んだだけで終わらせないため

S式と本科系は、どちらかを一律におすすめする関係ではありません。

短時間反復を活かし、必要な仕上げ対策を確認して選べる人はS式を検討する。基礎から学習順序を作り、正式コースの構成を活用したい人は本科系を確認する。

このように講座が正しく選ばれ、正しく使われることが、読者の後悔を減らし、講座企業にとっても納得度の高い受講者につながります。

このページでいう「本科系」とは

この記事では、LEC公式ページで初学者向け講座として掲載されている以下のようなコースを、S式との比較上、便宜的に「本科系」と整理します。

本科系として扱う主な候補 この記事での位置づけ
合格講座スタンダードコース 基礎学習から確認したい人が比較候補にしやすいコース
パーフェクトコース 初学者向けの学習構成を比較したい人が確認対象とするコース
パーフェクトコースSP より厚い構成まで候補に入れたい人が確認対象とするコース

「本科系」は、この記事内で比較しやすくするための整理語です。LECの正式な統一名称として使用しているわけではありません。

また、本科系の各コースについて、教材、講義、演習、答練、模試、フォロー、受講形態、受講期限、料金、対象制度の範囲がすべて同一であるとは限りません。

そのため、この記事では本科系を一括して「何が含まれている」と断定せず、本科系を検討する読者が、正式コースごとに何を比較すべきかを整理します。

まず結論|S式・S式の対象セット・本科系は分けて確認する

LECのS式と本科系を比較する際は、「S式」と「本科系」の二択だけで見るより、S式の中でも含有範囲が異なる可能性を確認した方が判断しやすくなります。

確認区分 主な位置づけ 申込前に必ず確認すること
S式インプットのみ 1コマ15分・全60時間の短時間学習を中心に進める選択肢 WEB問題集・模試は付属しない旨を前提に、不足する演習をどう補うか
WEB問題集・模試等を含むS式の対象講座・セット 短時間学習に加え、対象範囲の演習や模試を活用する選択肢 WEB問題集・模試・記述・答練等の含有範囲、登録手続き、期限
本科系 初学者が基礎から学習導線を確認しやすいコース群 正式コースごとの講義・教材・演習・受講形態・期限・料金

この区分で見ると、S式を一括して「WEB問題集や模試まで含む講座」と捉えるのは適切ではありません。

S式を検討する場合は、まず自分が必要とする学習工程を整理し、その工程がインプットのみで足りるのか、WEB問題集や模試等を含む対象講座・セットまで必要なのかを確認してください。

一方、本科系を検討する場合は、「本科系なら全部入っていて安心」と決めつけず、正式コースごとの含有範囲と、自分が消化できる学習量を確認する必要があります。

S式か本科系かを判断する3ステップ

S式と本科系で迷った場合は、講座名や料金を見る前に、次の3ステップで判断すると整理しやすくなります。

ステップ 確認すること S式を確認しやすい状態 本科系を確認しやすい状態
1. 学習の始め方 どの程度の時間単位なら続けられるか 短時間で繰り返したい 基礎からまとまって学びたい
2. 自分で補える範囲 過去問・記述・答練・模試・復習を自分で組めるか 不足分を自分で確認して補える 学習順序や仕上げ方に不安がある
3. 申込後の停止リスク 自分はどこで止まりやすいか 長い講義だと着手できなくなる 自走型だと演習や復習が後回しになる

判断の目安

自分の状態 次に確認すること
平日は短時間しか取れないが、自分で過去問・記述・模試を組める S式インプットのみを含めて、必要な範囲を確認する
短時間学習は必要だが、WEB問題集や模試も講座内で使いたい WEB問題集・模試等を含むS式の対象講座・セットを確認する
法律初学者で、何から進めるか不安がある 本科系の正式コースごとの構成を確認する
手厚いコースに惹かれるが、仕事で時間が取れない 本科系の講義・演習・復習を消化できるか確認する
どちらも判断できない 公式の商品説明や講義確認機会で、続けやすい学習形式を確認する

この段階で重要なのは、いきなり申し込むことではありません。

S式で進めた場合に不足しそうな工程は何か。WEB問題集や模試を使う場合は、選ぶ商品に本当に含まれているか。本科系を選んだ場合に、学習量を消化できるか。

この3つを明確にしてから、公式ページで正式な商品内容を確認することが、申込後の後悔を減らす順番です。

S式合格講座|短時間で始めやすいが、含有範囲の確認が重要

LEC公式ページでは、S式合格講座は「1コマ15分・全60時間」の短時間学習型として案内されています。

短い単位で進められる構成は、仕事や家庭と両立しながら、学習を再開しやすくしたい人にとって確認価値があります。

ただし、公式商品案内では、S式合格講座インプットのみには、WEB問題集と模試は付属しない旨が示されています。

そのため、S式を検討する場合は、次のように商品区分を分けて確認する必要があります。

S式で確認する商品区分 確認する内容 判断上の意味
S式インプットのみ 講義を中心に進める商品であり、WEB問題集・模試は付属しない旨 過去問・演習・模試を別にどう補うか確認する必要がある
WEB問題集を含む対象講座・セット 一問一答WEB問題集2000が含まれるか 講義後の復習用演習を講座内で使えるか判断できる
模試等を含む対象講座・セット 模試・答練・記述対策等の範囲 仕上げ工程までどこまで講座内で補えるか確認できる
割引・制度の対象条件 クーポン、割引、給付制度、返還制度等の対象可否 表示価格や制度を前提に誤認することを防げる

また、LEC公式FAQでは、一問一答WEB問題集2000を利用する場合、申込後に登録が必要であり、登録方法は申込後に登録メールアドレスへ案内されると説明されています。

つまり、S式でWEB問題集を使いたい人は、次の点まで見ておく必要があります。

  1. 自分が検討する商品にWEB問題集2000が含まれているか
  2. 申込後に必要な登録手続きは何か
  3. 登録案内メールを確認できるか

sound23独自の観察|S式の価値は「短さ」ではなく「再開しやすさ」

S式の価値は、単に講義時間が短いことではありません。

仕事や家庭の都合で学習が途切れやすい人でも、「今日は15分だけ進める」という再開点を作りやすいことにあります。

行政書士試験の学習では、一度止まった後に再開できなくなることが大きなリスクです。長い講義を前にすると着手できない人にとって、短時間で進められる構成は、学習継続の支援になり得ます。

一方で、短時間講義が進めやすい人ほど、講義を進めたことに安心し、過去問・記述・答練・模試・弱点復習の接続が後回しになる可能性があります。

さらに、S式インプットのみを選んだ場合、WEB問題集や模試が付属すると思い込んでしまうと、申込後に「必要な演習が入っていなかった」と感じる可能性があります。

S式を検討する場合は、学習を続けやすいかと同時に、選ぶ商品に何が含まれているか、得点練習へどうつなげるかまで確認してください。

S式を検討しやすい人・慎重に確認すべき人・活かしきれる人

区分 当てはまる人 申込前に見るべきこと
S式を検討しやすい人 通勤時間や昼休みに学びたい人、短い単位で反復したい人、自分で学習計画を調整できる人 講義構成、商品区分、含有範囲、期限
WEB問題集・模試を含むS式商品を確認しやすい人 短時間学習を軸にしつつ、演習や模試も講座内で使いたい人 対象セットに含まれる教材・演習・模試・登録手続き
慎重に確認すべき人 法律初学者で用語から不安がある人、過去に独学や自走型で止まった人、記述や模試の組み方に不安がある人 基礎学習の十分さ、後半工程の補完方法、本科系との比較
S式を活かしきれる人 短時間講義を習慣化し、必要な商品範囲を確認したうえで、過去問・記述・模試・弱点復習まで接続できる人 演習開始時期、模試受験時期、復習計画、含有範囲

S式で申込後に止まりやすいポイント

止まりやすいポイント 起きやすい状況 申込前の確認
講義視聴だけで満足する 短時間で進むため、学習した感覚を得やすい 問題演習へ移る時期を決める
過去問開始が遅れる 講義完了を優先する 講義と並行して回すか確認する
記述対策が後回しになる 択一中心で進める 記述対策をいつ、何で行うか確認する
WEB問題集が含まれると思い込む S式インプットのみと対象セットの違いを見ていない 選ぶ商品にWEB問題集が含まれるか確認する
模試が含まれると思い込む セット内容を確認せずS式で一括判断する 模試等を含む対象セットか確認する
WEB問題集の利用開始で迷う 含有対象の商品を選んだ後、登録案内を見落とす 申込後の登録手続きと案内メールを確認する
割引が使える前提で判断する 対象外注記を確認していない 公式の割引制度ページで対象条件を確認する

S式を選ぶ場合は、短く学べることを入口にしながら、商品ごとの含有範囲、後半工程の補完、利用開始手続き、費用条件まで確認しておくことが、講座を活かしきる条件になります。

本科系|基礎から学習導線を確認したい人の候補

LEC公式ページでは、初学者向け講座として、合格講座スタンダードコース、パーフェクトコース、パーフェクトコースSPなどが掲載されています。

本科系を検討する人にとって重要なのは、「本科系なら安心」と一括りに考えることではありません。

自分が必要としている支援に対して、どの正式コースの構成が合うかを、公式ページで一段ずつ確認することです。

本科系を検討する人の次の迷い 公式ページで確認すること
まず基礎学習から確認したい 合格講座スタンダードコースの講義・教材・受講形態・期限
初学者向けの学習導線を広く比較したい パーフェクトコースの講義・教材・演習等の含有範囲
より厚い構成まで候補に入れたい パーフェクトコースSPの教材・フォロー・演習等の含有範囲
通学か通信かも含めて続けやすさを見たい 各コースの受講形態、Web利用、通学条件
答練・模試まで重視したい 各正式コースに何が含まれるか、別途必要か
費用負担も重要である 料金、割引、対象制度、必要な支援を含めた総額

この表で重要なのは、コース間の差を公式確認前に断定しないことです。

本科系に進んだ読者は、まず自分が必要とする学習支援を整理し、その支援がどの正式コースに含まれているかを公式ページで確認してください。

sound23独自の観察|本科系の価値は「学習順序を見失いにくくすること」

本科系の価値は、単に教材や講義が多いことではありません。

法律学習が初めての人や、何から進めればよいか迷いやすい人にとって、基礎から仕上げまでの確認順序を作りやすいことにあります。

一方で、学習構成が厚いほど、受講する時間だけでなく、復習する時間、問題を解く時間、答練や模試の結果を戻す時間まで必要になります。

本科系を検討する場合は、「手厚そうだから安心」と考えるのではなく、その学習量を自分の生活の中で使い切れるかを確認してください。

本科系を検討しやすい人・慎重に確認すべき人・活かしきれる人

区分 当てはまる人 申込前に見るべきこと
本科系を検討しやすい人 法律初学者、基礎から順に学びたい人、学習順序に不安がある人 正式コースごとの講義・教材・演習・期限
慎重に確認すべき人 まとまった学習時間を確保しにくい人、すでに基礎学習経験がある人、費用を最優先したい人 学習量の重複、消化時間、S式との比較
本科系を活かしきれる人 講義だけでなく、復習・問題演習・模試後の戻りまで予定に入れられる人 学習日程、演習範囲、受講形態、期限

本科系で申込後に止まりやすいポイント

止まりやすいポイント 起きやすい状況 申込前の確認
講義を消化できない 学習量を把握せず申し込む 週あたりの受講可能時間を確認する
復習時間が不足する 講義を見る時間だけを計算する 講義後の問題演習時間を確保する
答練・模試が受けっぱなしになる 受験日だけを予定に入れる 結果を教材へ戻す復習日を確保する
正式コースの違いで迷う 本科系を一括して見てしまう 教材・演習・受講形態・期限を比較する
通学・通信が生活に合わない 続けやすさより印象で選ぶ 実際に継続できる受講形態か確認する

本科系を選ぶ場合は、講座の厚さを安心材料として見るだけでなく、その厚さを自分が使い切れるかを判断してください。

LECの通学・通信の使い分けも含めて確認したい人は、次の記事で生活リズムとの相性を整理できます。

関連記事:No.067|LEC行政書士講座は通学も視野に入れる人向け?通学・通信の使い分けを整理

S式と本科系は「不足する学習プロセス」と「含有範囲」で選ぶ

S式と本科系を選ぶときに見るべきなのは、どちらが豪華か、どちらが安いかではありません。

自分に不足しやすい学習プロセスがどこにあり、その工程が実際に選ぶ商品に含まれているかです。

自分に不足しやすい学習プロセス まず確認する選択肢 判断理由
学習を始めるハードルを下げたい S式 短い単位で学習を再開しやすい
スキマ時間で講義を進めたい S式インプットのみを含めて確認 講義中心で進める選択肢を確認できる
短時間学習に加えてWEB問題集も使いたい WEB問題集を含むS式対象商品 含有範囲と登録手続きの確認が必要
短時間学習に加えて模試まで使いたい 模試等を含むS式対象セット 仕上げ工程が含まれるか確認が必要
法律の基礎理解に不安がある 本科系 初学者向けコースを比較しやすい
何から進めるか迷いやすい 本科系 正式コースの学習導線を確認しやすい
自分で計画を立てると後回しになる 本科系を含めて確認 講座構成を学習順序の軸にしやすい
費用を抑えたい S式と本科系の両方を確認 含有範囲・追加対策・割引対象条件まで見る必要がある
学習量を増やしすぎると消化できない S式と本科系を比較 続けられる学習量を優先する必要がある

ここで大切なのは、S式か本科系かを先に決めるのではなく、自分が失敗しやすい工程を先に特定することです。

たとえば、短時間学習が必要でも、WEB問題集や模試まで講座内で使いたい場合は、S式インプットのみではなく、それらを含む対象講座・セットを確認する必要があります。

反対に、初学者で本科系に安心感を感じても、仕事や家庭の都合で復習時間まで確保できない場合は、学習量や受講形態を慎重に確認する必要があります。

LEC全体の特徴や公開情報上の見え方から確認したい人は、次の記事も参考になります。

関連記事:No.045|LEC行政書士講座の評判は?公開情報で検証|S式・本科系・通学/通信の違いを申込前に整理

料金だけで選ぶとズレやすい理由

S式と本科系で迷うと、最初に比較しやすいのは受講料です。

しかし、料金だけで判断すると、申込後に次のようなズレが生じやすくなります。

料金中心で選んだ場合に起きやすいこと 原因 防ぐための確認
S式インプットのみを選んだが、WEB問題集も使えると思っていた 商品ごとの含有範囲を確認していない WEB問題集を含む対象商品か確認する
S式を選んだが、模試まで付くと思っていた インプットのみとセットを区別していない 模試等を含む対象セットか確認する
S式を選んだが、仕上げ方が分からない 低価格だけを見て後半工程を確認していない 過去問・記述・答練・模試の計画を見る
本科系を選んだが、消化できない 手厚さだけを見て生活時間を確認していない 講義・復習・演習の時間を計算する
必要だと思った対策が含まれていない 正式コースやセット内容を確認していない 商品ごとの含有範囲を見る
受講期限までに使い切れない 試験日までの計画を確認していない 期限・配信期間と学習計画を照合する
WEB問題集をすぐ使えると思っていた 利用開始手続きを確認していない 対象商品と申込後の登録方法を見る
割引を使えると思っていた 対象外注記を確認していない 割引制度ページで対象条件を見る

LEC公式の割引制度ページでは、最終確認日時点で、S式講座はおためしWebのクーポン進呈・割引ともに対象外である旨が注記されています。

そのため、無料体験や割引情報を見た後にS式を検討する場合は、割引が適用される前提で費用を判断しないよう注意が必要です。

安く始めることが悪いわけではありません。

手厚い講座を選ぶことが正解とも限りません。

必要な支援が含まれておらず止まることも、使い切れない支援に費用を払うことも、対象外の割引を前提に判断することも、避けるべきミスマッチです。

LQS10で見る|S式と本科系の申込前の見えやすさ

sound23のLQS10は、講座の優劣を決める点数ではありません。

申込前に何が見えやすく、何が公式確認を必要とするかを整理するための判断軸です。

S式と本科系を比較する際に、特に確認したいLQS10視点は次の通りです。

LQS10視点 S式で確認すること 本科系で確認すること
再現構造性 短時間講義を過去問・記述・模試へどうつなぐか 講義から演習・仕上げへ進む流れを正式コースごとに確認する
因果明瞭性 短時間反復が自分の弱点改善に結びつくか 基礎理解と演習が得点化につながる構成か
逆算設計性 試験日までに何周し、いつ仕上げへ移るか 学習量を期限内に消化できるか
習得支援性 WEB問題集・記述・模試等が必要なら、対象商品に含まれるか 含まれる演習やフォローを実際に使う予定があるか
技術信頼性 WEB問題集を使う場合の登録、視聴環境、利用開始方法を確認する Web・通信・通学等の受講環境を確認する
価値整合性 含有範囲、追加対策、割引対象条件まで含めて費用が合うか 支払う費用に対して使う支援が含まれているか
透明性・監査性 インプットのみと対象セットの違い、期限、登録手続き、割引条件が見えるか コース別の教材、演習、期限、料金、条件が見えるか

LQS10で見ると、S式は「短時間で進めやすいか」だけでなく、自分が必要とするWEB問題集・模試等が、選ぶ商品に含まれているかが重要です。

本科系は「手厚そうか」だけでなく、正式コースごとの内容を確認したうえで、自分が使い切れるかが重要です。

LQS10の考え方を詳しく確認したい人は、以下の記事でsound23の判断基準を確認してください。

関連記事:No.103|LQS10とは?資格講座選びで申込前に確認したい10の判断軸

P/F/S情報源で確認する|魅力だけでなく、条件まで見る

講座を選ぶ際、公式紹介ページの魅力だけを見て判断すると、申込後に条件の見落としが起きる可能性があります。

sound23では、公開情報をP/F/Sの3種類に分けて確認します。

区分 LECで見る情報 S式・本科系の判断に必要な理由
P:公式ページ・商品案内 講義構成、教材、商品区分、模試・答練、受講形態 講座が学習工程のどこを支え、何が含まれるか確認する
F:FAQ・注意事項 WEB問題集の利用開始、登録方法、受講条件、期限、注意事項 申込後に手続きや条件で止まらないようにする
S:価格・申込条件 受講料、セット価格、割引、対象制度、申込条件 費用と対象範囲の認識違いを防ぐ

S式の場合、P情報を見ると「1コマ15分・全60時間」という特徴は把握できます。

しかし、申込後の認識違いを防ぐには、同じP情報の中でも、S式インプットのみにはWEB問題集・模試が付属しないこと、WEB問題集や模試を利用する場合は対象商品・セットを確認することまで読む必要があります。

さらに、F情報として、WEB問題集を含む対象商品を選んだ場合の登録方法や案内メールの確認、S情報として、セット価格・割引対象・期限・申込条件まで確認する必要があります。

本科系の場合も、「初学者向けで安心そう」という印象だけで決めるのではなく、正式コースごとに教材、演習、受講形態、期限、料金、制度対象を確認する必要があります。

P/F/S情報源の見方を詳しく確認したい人は、次の記事も参考になります。

関連記事:No.107|P/F/S情報源とは?公式ページ・FAQ/規約・価格条件で講座を見る方法

申込後のミスマッチを減らすために|合う講座を、使う前提で選ぶ

S式と本科系の選択で後悔が起きるとすれば、多くの場合、講座の良し悪しよりも、期待した役割と実際の含有範囲・使い方がズレたときです。

申込後の「思っていたのと違う」 起きやすい原因 申込前に確認すること
S式インプットのみを選んだが、WEB問題集も使えると思っていた 商品区分を確認していなかった WEB問題集を含む対象商品か確認する
S式を選んだが、模試まで含まれると思っていた セット範囲を確認していなかった 模試等を含む対象セットか確認する
S式で講義は進んだが、仕上げが不足する 後半工程を確認していなかった 過去問・記述・答練・模試の方法を決める
WEB問題集を含む商品を選んだが、利用開始で迷う 登録手続きを確認していなかった FAQと案内メールの確認方法を見る
割引を利用できると思っていた 対象外条件を確認していなかった 割引制度ページの注記を確認する
本科系を選んだが、講義量を消化できない 生活時間と学習量が合っていなかった 週単位の受講・復習時間を計算する
本科系で安心したが、演習後の復習が不足する 受講すること自体が目的になった 答練・模試後の戻り時間を確保する
コース名だけで選び、必要な支援が不足する 正式コースの含有範囲を確認していなかった 教材・演習・期限・条件を比較する

次のような不安は、口コミの良し悪しや価格だけでは解消できません。

  • 高い受講料を払ったのに、途中で見なくなったらどうしよう
  • 安く始めても、必要な演習や模試が入っていなかったら困る
  • 手厚い講座でも、仕事と両立できず使い切れなかったらもったいない
  • 使えると思っていた割引や機能が、実際には対象外だったら困る

申込後の自分の学習行動まで想像し、どの商品に何が含まれ、どこで止まりそうかを先に確認することが、後悔を減らすための現実的な判断方法です。

自分に合う講座を理解して選ぶことは、読者の後悔を減らすだけでなく、講座側にとっても、サービスを実際に活用する納得度の高い受講者につながります。

公式ページで見る順番|S式か本科系かを最終判断する前に

LEC公式ページを確認するときは、料金から見るより、次の順番で確認した方がミスマッチを防ぎやすくなります。

順番 確認すること S式の場合 本科系の場合
1 正式な商品・コース名 S式インプットのみか、WEB問題集・模試等を含む対象商品か スタンダード、パーフェクト、SP等のどれか
2 講義・教材構成 1コマ15分、全60時間、教材範囲 正式コースごとの講義・教材・学習構成
3 WEB問題集の有無 インプットのみには付属しない前提で、対象商品か確認 演習教材等の含有範囲を確認
4 模試・答練・記述対策 対象セットに何が含まれるか、別途必要か 正式コースにどこまで含まれるか
5 受講形態・利用環境 Web利用、端末、学習開始方法 通学・通信・Web等の続けやすさ
6 FAQ・注意事項 WEB問題集を利用する場合の登録手続き、案内メール確認 受講上の注意事項、利用条件
7 受講期限・配信期限 試験日までに学習と演習を回せるか 学習量を期限内に消化できるか
8 料金・割引・制度 セット価格、割引対象外注記、追加対策を含めて見る 使う予定の支援と対象制度を含めて見る
9 申込条件 選んだ商品と必要な機能の範囲に誤りがないか 正式コースと受講形態に誤りがないか

公式ページで見る順番を、行政書士講座全体の視点で詳しく整理したい人は、次の記事も確認してください。

関連記事:No.102|行政書士講座の公式ページはどこを見る?申込前に確認したい条件と順番

申込前チェックリスト|S式と本科系のどちらを選ぶ場合も確認する

確認項目 S式を検討する場合 本科系を検討する場合
学習時間 15分単位の学習を継続できるか 講義と復習の時間を確保できるか
商品・コース名 インプットのみか、対象セットか確認したか 正式コース名を確認したか
基礎理解 短時間講義を入口にしても不安が残らないか 基礎から学ぶ必要があるか
WEB問題集 必要な場合、選ぶ商品に含まれているか 演習教材の含有範囲を確認したか
模試・答練 必要な場合、対象セットに含まれているか 正式コースに含まれる範囲を確認したか
記述対策 いつ、どの方法で進めるか決めたか コース内容と不足分を確認したか
学習管理 自分で進捗・復習日を決められるか 講座の導線を活用したいか
Web・受講環境 対象商品の利用開始手続きと視聴環境を確認したか 通学・通信・Webの相性を確認したか
受講期限 試験日までに学習と演習を回せるか確認したか 学習量を期限内に消化できるか確認したか
費用・割引 追加対策と割引対象条件を確認したか 実際に使う支援と対象制度を確認したか
最新条件 公式ページで含有範囲・料金・注意事項を確認したか 公式ページで正式コースの条件を確認したか

このチェック表で確認できていない項目が多い場合は、講座を決める前に、公式ページで不足している情報を確認してください。

申込前の確認漏れを防ぐための全体チェックは、次の記事で整理できます。

関連記事:No.013|行政書士講座の申込前チェックリスト|料金・期限・サポート条件の確認漏れを防ぐ

講義確認機会や公式案内で見るべきこと

LEC公式サイトでは、行政書士講座について、講義内容や受講形態を確認するための案内が掲載されています。

確認機会を利用する場合は、「講師の印象がよいか」だけで判断しない方が安全です。

確認すること 判断に使う理由
短い講義単位で集中しやすいか S式の学習リズムが自分に合うか見るため
体系的な講義を受け続けられそうか 本科系の学習量と相性を見るため
テキストや画面が使いやすいか 受講開始後のストレスを確認するため
問題演習へ移りやすそうか 講義を見るだけで終わらないか確認するため
平日と休日の生活時間に組み込めそうか 申込後の継続可能性を見るため
検討商品に必要な教材・演習が含まれるか 体験時の印象と申込商品の内容を混同しないため
クーポン・割引の対象条件は何か 申込費用を誤認しないため

特にS式を検討する場合は、講義形式が自分に合うかに加えて、自分が申し込む商品にWEB問題集や模試が含まれるか、割引条件の対象となるかを分けて確認してください。

よくある質問

S式は初学者でも検討できますか?

S式を初学者が検討すること自体はできます。

ただし、短時間で進めやすいことと、基礎理解から仕上げまで不安なく進められることは別です。

法律用語や学習順序に不安が強い場合は、S式の講義構成だけでなく、過去問・記述・答練・模試をどう進めるか、選ぶ商品にどこまで含まれるかを確認し、本科系の正式コースとも比較した方が判断しやすくなります。

S式インプットのみには、WEB問題集や模試も含まれますか?

LEC公式商品案内では、S式合格講座インプットのみには、WEB問題集と模試は付属しない旨が示されています。

WEB問題集や模試を利用したい場合は、それらを含む対象講座・セットを公式ページで確認してください。

S式にはWEB問題集や模試を利用できる選択肢がありますか?

LEC公式では、S式に関連して、WEB問題集や模試等を含む対象商品・セットが案内されています。

ただし、すべてのS式商品に同じ内容が含まれるわけではありません。自分が検討する正式な商品名を確認し、WEB問題集、模試、記述対策、答練等の含有範囲を確認してください。

WEB問題集2000を含むS式の対象講座を選んだ場合、申込後すぐ使えますか?

まず、自分が検討する商品に一問一答WEB問題集2000が含まれているかを確認してください。

WEB問題集2000を含む対象講座について、LEC公式FAQでは、利用開始には申込後の登録が必要であり、登録方法は申込後に登録メールアドレスへ案内されると説明されています。

申込後に学習開始で迷わないためにも、対象範囲と登録方法の両方を確認しておくと安心です。

本科系なら初学者は安心ですか?

本科系は、初学者が基礎から学習導線を確認する候補として検討しやすい一方、正式コースによって内容は異なります。

また、内容が厚いほど、講義だけでなく復習や演習の時間も必要です。正式コースの内容と、自分が使い切れる学習時間の両方を確認してください。

料金を抑えたい場合はS式を選べばよいですか?

費用を抑えること自体は合理的な判断になり得ます。

ただし、S式インプットのみを選ぶ場合、WEB問題集や模試は付属しない旨が公式商品案内に示されています。必要な演習や仕上げ対策を別に補う必要があるかを確認してください。

また、最終確認日時点の公式割引制度ページでは、S式講座はおためしWebのクーポン進呈・割引ともに対象外である旨が案内されています。割引を前提に判断する場合は、最新の対象条件を公式ページで確認してください。

S式か本科系かを最終的にどう決めればよいですか?

短時間で学習を進め、自分に必要な演習や模試の含有範囲を確認したうえで、過去問・記述・復習まで自分で接続できるなら、S式を確認しやすくなります。

基礎から学び、正式コースの構成を活用して仕上げまで進めたいなら、本科系を確認しやすくなります。

最終判断では、正式な商品・コースごとの教材、WEB問題集、演習、模試、受講形態、期限、料金、割引・制度の対象条件、注意事項を公式ページで確認してください。

まとめ|S式か本科系かは、価格ではなく学習工程と含有範囲で選ぶ

LEC行政書士講座のS式と本科系の違いは、単なる価格差ではありません。

S式は、公式案内上「1コマ15分・全60時間」と示されている、短時間で学習を進めやすい選択肢です。

ただし、公式商品案内では、S式インプットのみにはWEB問題集と模試は付属しない旨が示されています。

そのため、短時間で学習を進めながらWEB問題集や模試も活用したい人は、それらを含む対象講座・セットを確認する必要があります。

一方、本科系としてこの記事で整理した合格講座スタンダードコース、パーフェクトコース、パーフェクトコースSPなどは、初学者が基礎から学習導線を確認する候補です。

法律学習の入口から不安がある人、何から進めればよいか迷いやすい人、講座の構成を活用して仕上げまで進みたい人は、本科系の正式コース内容を比較する意味があります。

最後に、判断基準を一文でまとめます。

S式か本科系かで迷ったら、どちらが安いか、どちらが手厚そうかではなく、自分の学習がどこで止まりやすく、その停止を防ぐための教材・演習・模試が、実際に選ぶ商品に含まれているかで確認してください。

sound23では、講座の優劣を決めつけるのではなく、公開情報・LQS10・申込前条件をもとに、読者が自分に合う講座を判断できる形へ整理します。

最後に|LEC公式ページで確認してから判断する

S式または本科系を検討する場合は、申込前にLEC公式ページで次の項目を確認してください。

公式ページで確認する項目 確認する目的
正式な商品・コース名 S式インプットのみ、対象セット、本科系の選択を間違えないため
教材・講義内容 自分が続けやすい学習形式か確認するため
WEB問題集の有無 必要な復習用演習が商品に含まれるか確認するため
答練・模試・記述対策の範囲 仕上げ工程の不足を防ぐため
Web利用開始方法・注意事項 対象商品を選んだ後、学習開始で止まらないため
通学・通信・Web等の受講形態 自分の生活リズムで続けられるか確認するため
受講期限・配信期限 試験日までに使い切れるか確認するため
最新の受講料・割引・対象制度 費用と対象条件の認識違いを防ぐため
申込条件・注意事項 受講後の「思っていたのと違う」を減らすため

公式確認:LEC行政書士講座の最新商品内容・受講条件・期限・料金を確認する

申込前の確認漏れを防いでから公式ページへ進みたい人は、次の記事もあわせて確認してください。

関連記事:No.013|行政書士講座の申込前チェックリスト|料金・期限・サポート条件の確認漏れを防ぐ

関連記事:No.102|行政書士講座の公式ページはどこを見る?申込前に確認したい条件と順番

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