危険物取扱者

危険物取扱者(甲乙丙)の仕事の年収・給料はいくら?

「危険物取扱」のプロフェッショナルとして人気の危険物取扱者は、試験勉強は難しいですし、合格するためには勉強時間も確保しなければなりません。

お仕事をしながら、危険物取扱者の勉強をしている人は、仕事帰ってきて、多くの時間を受験勉強に時間を注いでいるのではないでしょうか?

そうやって苦労の末に取得する危険物取扱者資格ですが、実際のところ「危険物取扱者(甲乙丙)の年収・給料ってどの程度なのか?」わからない部分もあると思いますので、今回は危険物取扱者の年収や給料について徹底解説しました。

危険物取扱者(甲乙丙)の仕事の年収・給料はいくら?

では、実際の危険物取扱者の年収や給料が、どの程度なのかを見てみましょう。

危険物取扱者(甲乙丙)の仕事の年収・給料はいくら?

危険物取扱者には甲乙丙があります。それぞれの年収や給料を紹介すると、甲種が400万円前後、乙種は年収350万円前後で月収は24万円、丙種は年収300万円前後で月収は20万円前後になります。

このように甲乙丙の順番で年収や給料が下がっていきます。このように違いが出る理由として業務範囲がまるで違うことが挙げられるので、それぞれ見ていきましょう。

まず甲種は一言で言えばあらゆる危険物(第1類~第6類)を取り扱える資格です。さらに実務経験を積むことで危険物保安監督者にもなれるのが特徴です。ただ、すべての危険物を扱う職場にニーズがあるのではなく、主に製造所や屋外タンク貯蔵所、給油取扱所、移送取扱所、そして一般取扱所といったところで活躍できます。このように危険物取扱者のトップの資格といえるのが甲種です。

乙種は、第1類~第6類危険物のうち、いずれかのみを取り扱える資格で、乙種は6種類あります。6種類あるうちガソリンなどが扱える乙4類に人気があります。こちらも限定されるものの危険物保安監督者になれるのが特徴です。

丙種は、ガソリン・灯油・重油・軽油・潤滑油・引火点130℃以上の第3石油類・第4石油類、動植物油類が扱えるものの、無資格者への立ち合いができないことや乙種では種類が限定されるものの、危険物保安監督者になることができたのに対し丙種はできません。このように丙種は資格としてかなり制限があります。

以上のように資格の自由度の差が報酬の差になっているのです。

 

危険物取扱者(甲乙丙)の資格手当とメリットは?

危険物取扱者の資格手当とメリットを見ていきましょう。

まず、資格手当は会社によるものの、おおよその目安として甲種が月1,500円、乙種が月1,000円、丙種も乙種と同じ月1,000円です。このように実は、勤務していてもそこまで収入面のメリットがないような印象を受けます。

しかし、資格手当以上にメリットがあるのは、就職・転職に有利ということです。

たとえば、将来化学メーカーや石油プラントなどに就職を希望している学生であれば、丙種や乙種といった資格が学生でも取得できます。

これで資格を持っていると、より就職が有利になるだけでなく、就職後も仕事内容が一般で入った同期よりも詳しい状態になっているので、仕事もスムーズに進めやすくなるメリットがあります。

また、副業やアルバイトでガソリンスタンドへ行くと後述する時給もアップして採用され、任される仕事も増えるのがやりがいがあるというメリットも見逃せません。

このように手当自体はそこまで魅力的なメリットがないものの、転職や就職、あるいはアルバイトといった仕事を得るという視点に立って考えるとメリットが大きいといえるでしょう。

特にガソリンの扱える乙4種や甲種といった資格があると、石油関連の就職や転職に有利です。

 

危険物取扱者乙4類があればどの程度時給上がる?

危険物取扱者乙種のうち、ガソリンが扱える4類の資格を持っていると、時給は30~50円アップします。

実はガソリンスタンドは、セルフサービスのスタンドであっても必ず営業中に乙4種あるいは甲種のスタッフを置いておく必要があります。

そのため、この資格を持っているアルバイトがいると、スタンドを任せられるので、その分時給を上げてくれるのです。

それに時給だけでなく、経営者や店長といったシフトをコントロールできる立場の人からも信頼を得やすく、仕事がしやすいメリットもあります。

また、一日数百円の収入アップの資格ですが、年間で考えると10万円以上収入アップすることも期待できるので、取得しておくことは、かなりメリットがあることといえるでしょう。

ただ、同じ乙種でもガソリンが扱えない4種以外の資格を持っているケースでは、時給アップしないので注意が必要です。

その理由として先ほど紹介したガソリンスタンドは乙4種のスタッフ配置が義務であって、乙4種以外の乙種のスタッフがいても配置として認められないからです。

このように、ガソリンスタンドなどのアルバイトで時給を手っ取り早く上げたい場合は、乙種、特に4種の資格を取得するのがおすすめです。

 

危険物タンクローリートラックドライバーの給料は?

平均年収は450万円から500万円が目安になります。

年収ベースで考えると、危険物取扱者甲種よりも高額で、平均的なサラリーマンよりも少し高い程度の収入を得ています。このように給料がやや高い理由として挙げられるのが、過酷であること、求められる資格が多いことです。

危険物タンクローリーはガソリンや石油などを運んでいます。これは、一般の配送ドライバーと異なり、長距離運転が多く臨海部から内陸部まで走り、さらにスタンドごとにガソリンや石油などを配送するという業務になります。

長距離ドライバーによっては、配送センターから別の配送センターという、目的地が1か所で済むケースもありますが、長距離運転プラス配送業務という形で勤務している点が過酷といえるのです。

さらに求められる資格も多いのが特徴です。タンクローリーを運転する大型自動車免許だけでなく、車種によってけん引免許、さらに配送するために必要な危険物取扱者乙種のいずれか(4類)が求められます。

このように一般の長距離ドライバーの資格に加えて危険物取扱者の資格も必要なので、かなりその存在は希少となり、その分報酬も高めに設定されているのが特徴になります。

危険物取扱者の資格を取得し、さらにキャリアアップを目指すには、危険物タンクローリーという手もあります。

 

ガソリンスタンドのバイト危険物取扱者(乙4類)があれば、どの程度時給UPする?

結論を言えば時給でおよそ50円のアップになります。

もちろん、ガソリンスタンドの方針によってそれ以上、それ以下になることもありますが、おおよその目安としてその程度の金額になります。この時給アップの理由として、スタンドを任せられること、できる仕事が増えることです。

ガソリンスタンドは、危険物取扱者乙4類あるいは危険物取扱者甲種の資格を持った人が常に1人いないと営業できない決まりになっています。

この決まりがあるため、最低限店長は、それらの資格を取得していることがほとんどです。そこにアルバイトで危険物取扱者乙4種の人が来れば、店長が不在の時も営業できるので、その分時給を上げて重宝することができるのです。

次にできる仕事も増えます。無資格のアルバイトでは対応できない、石油やガソリンの取り扱いも自在にできるようになるので、職場内でも多くの仕事に対応することが可能です。できる仕事が増えれば当然時給アップも十分してもらえます。

ただ、時給が50円しかアップしないことに不満を感じる方もいますが、時給50円であっても年間に換算すると10万円を超える収入アップになることもあるので、十分旨味のある資格と言えます。

また、何度でもチャレンジできるので、バイトの時給を上げたい場合は、危険物取扱者乙4種の取得を目指しましょう。