広告 FP

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談は危険?相談時に注意すること

2022-01-02

お金の総合アドバイザー資格として人気の「ファイナンシャルプランナー(FP)」ですが、実際に相談するとなると、家計や保険、投資などの現状を公開しなければなりません。

他人に家計の相談するって、ちょっと怖いんだよね、、、

相談する時にどんなことに注意すればいいの?

そう考えると、こんな風に、ちょっと不安になりますよね?

しかし実際のところ、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談すると言っても、わからない部分もたくさんあると思いますので、相談時に注意することについて徹底解説しました。

ファイナンシャルプランナー(FP)への相談時に注意すること

では、実際にファイナンシャルプランナー(FP)へ相談するときの注意するポイントなどを見てみましょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談できることは何?

・ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談できる4つのこと

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する場合、多くは有料サービスになりますが無料で利用できるものもありますので、無料で相談できる内容のうち代表的なものを4つ紹介します。

1つ目は「家計」に関する相談で、家に入ってくるお金と出ていくお金について幅広く相談できます。「節約しているのにお金が貯まらない」「家計簿のつけ方と活用方法を知りたい」など普段の生活で必要なお金のやり繰りについてプロからアドバイスがもらえます。

2つ目は「資金の運用方法」についての相談で、「貯金したお金を運用して増やしたいけれど、どんな運用方法があるのか分からない」「運用リスクについて正しく認識したい」「これからやろうとしている運用方法についてプロの意見を聞きたい」など、お金を増やすことに関連した相談ができます。

3つ目は「住宅ローン」に関連した悩みごとの相談で、契約しようと考えている住宅ローンについてのアドバイスや、住宅ローンの借り換えなどについて助言をもらえます。

4つ目は「保険」についての相談で、契約中の保険に無駄がないか相談できるため保険料の節約につながるでしょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談すると危険?注意すること

・ファイナンシャルプランナー(FP)に相談すると売込まれない?

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談すると高額な保険を勧められたり、リスクの高い金融商品を押し売りされるのではないか?と不安に感じる人もいるでしょう。

しかし、実際はそういった押し売りされるようなケースは滅多にありません。

確かに、保険会社が提供する無料相談サービスを担当しているプランナーは、仕事を受けた保険会社の保険を売ることで報酬を受けることがあります。

しかし、押し売りや事実とは異なることを言って販売した場合はキャンセルされる可能性が高く、その場合は報酬を受け取れませんので、結局は誠実な対応をすることになりますので、過剰に不安に感じることはありません。

・より質の高い相談するためのポイント

ただし、より質の高い相談を受けるには、いくつか注意すべき点があります。

一番気をつけるべきことはFPの経歴で、前職で金融商品を扱ったことがないプランナーに株や社債を使った運用について助言を求めても実践的なアドバイスはもらえないでしょう。相談する場合は必ずFPの経歴を確認してみてください。

プランナーの実績についても確かめておく必要があり、プランナーはそれぞれ得意分野が異なるため、苦手な分野や実績の無い分野の相談事には弱いです。

相談する内容を明確にして、その相談内容について実績のあるプランナーを選びましょう。それがファイナンシャルプランナー(FP)を上手く活用する確実な方法です。

ファイナンシャルプランナー(FP)の有料相談時の料金相場は?

・ファイナンシャルプランナー(FP)へ有料相談の料金相場は?

ファイナンシャルプランナー(FP)に有料相談した場合の料金相場の目安は、1時間あたり約5,000円~10,000円です。

相談内容やプランナーの実績などによって相談料は変わってきますので、この金額はあくまで目安ですが、専門性が高く、扱えるプランナーが少ない分野の相談であれば、料金は高額になる傾向があります。

そういったケースでは相談料が20,000円を超えるケースもわずかですか存在します。

・相談料が10,000円を超えるのは全体の28%ほど

日本FP協会が公開しているデータによれば、相談料が10,000円を超えるのは全体の28%ほどになりますが、20,000円を超えるような高額なケースは、全体の相談数のわずか2%です。

ほとんどの場合、10,000円以下におさまると考えていいでしょう。

ただ、相談内容によっては追加のサービスを依頼する場合があります。

例えば、保険の見直しに関する相談をしていて、具体的な保険プランの提案をしてもらう場合などで、こういったケースでは相談料とは別にオプション料金が請求される可能性がありますので注意しましょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談は意味ないのか?

・ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事内容がよく分からない

ファイナンシャルプランナー(FP)は相談業務がほとんどで、保険販売や資産運用は行っていませんので、プランナーの実力を疑う人が多くいますし、プランナーに相談しても意味が無いとまで言う人もいるのも事実です。

実際、金融や保険商品を仕事で扱うことが多い人なら、プランナーに相談しても自分の知識以上のものを得られない可能性はありますが、だからといってプランナーに相談することが意味がないとは言えません。

・どんな時にファイナンシャルプランナー(FP)が役に立つのか?

人生の節目のおいて、家計の見直しや住宅ローンについて、専門家など詳しい第三者の客観的な意見を聞きたくなるときもあるでしょう。

そんなときに、相談料も安価なプランナーなら5,000円ほどで気軽に相談できます。

インターネットで検索すれば簡単に分かることでもプランナーに聞けば、これまでの事例を踏まえた上での回答や悩み事に関連した注意点をまとめて教えてもらえますので、悩みを効率的に解決できるでしょう。

・お金に関わる悩み事は一度相談してみる価値はある

お金に関する悩み事は色々な問題とからむことが多く、お金について幅広い知識を持つプランナーに相談すれば、どこから手を付ければいいか明確な提案を受けることができます。

そういう意味でプランナーに相談する意味は十分にあると言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談できることは?

・代表的なFPへの相談は「老後の生活設計」

ファイナンシャルプランナー(FP)には、お金に関する様々なことを相談できますが、そのうちプランナーに相談すると良い悩み事の代表的なものは「老後の生活設計」についてではないでしょうか。

定年後は年金生活になるため収入が大きく減少しますので、しっかりした資金計画を立てないと、すぐに家計は破綻してしまう可能性が高まります。

プランナーに相談すれば、老後の生活プランについて具体的な話が聞けますので、気になる年金受給開始時期についても貯蓄額や定年後の収入を考慮したアドバイスが聞けます。

老後は誰にとっても未知の世界ですので、プランナーに道しるべを示してもらい、自分にはない提案をもらえれば、一人で悩むより楽に進めます。

・いつから老後の生活設計を相談するといいの?

老後資金を貯めたい30代〜40代の資産運用についても相談できます。

個人が購入できる金融商品にどんなものがあるのか、それぞれのメリットやリスクについて知識を深められるでしょう。

自分の職業と相性の良い金融商品について教えてもらうことも可能です。

・老後に備えて税金知識も必要

また、老後に備えて貯蓄するには税金に関する知識を身につけることが大切ですので、プランナーに相談すれば今すぐに知るべき税制度や、これから注意が必要な税金について把握できます。

税金についてよく分からないと悩む人多くいますので、税金に関する知識に不安を感じているなら一度プランナーに相談すべきでしょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)に家計の相談すれば解決できるの?

・家計についての不安はFPへ相談できる

家計について不安なことがあれば、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談することで問題の解決につながる提案をもらえたり、ヒントになる気づきを得ることができます。

「貯蓄ができない」「住宅ローンが重荷、、、」など、家計にまつわる問題は多種多様ですが、お金に関する広範な知識やノウハウを持っているプランナーなら家計のトラブルや抱えている問題を解決できる可能性は高いです。

・お金が貯まらない原因も突き止められる

お金が貯まらないという問題については家計の収支を洗い出して「何が問題なのか?」を特定してくれることも可能ですし、具体的な節約ポイントの提案をもらえたりするので、毎月の貯蓄額は増える可能性は高まります。

さらにプランナーは、資産運用に関する知識も豊富なため、貯めるだけでなく投資で増やすことも視野に入れることができます。

資産を着々と増やしたいと考えている人にとって、プランナーは頼もしいアドバイザーになってくれます。

・よく分からない保険も精通しているFPだから安心

また、家計を圧迫する要素として保険が問題になっているケースも多くありますが、実際問題、保険のことをよく分からない初心者では対処することは難しい問題です。

プランナーは保険会社から相談員を任せられることもあるほど保険に精通していますので、プランナーの協力があれば、保険の無駄使いの問題解決の糸口が見えてきますので、あなたにベストな無駄のない保険オプションを提示してくれるでしょう。

家計のトラブルを相談したいなら、ファイナンシャルプランナー(FP)は有効な選択肢のひとつです。

この記事の監修者

CFP・1級FP技能久保田さん

【CFP・1級FP技能士】

久保田 美弘さん Angel Partners株式会社 代表取締役。

相続・事業承継コーディネーター、ファイナンシャルアドバイスのプロフェッショナルとして、自身の使命として一人でも多くの企業オーナー、資産オーナーの思いを次世代に承継するため、"Angel Partners Co.,Ltd"設立。オールドヴィンテージワインを愛するアルトサクソフォニスト。