ユーキャン「気象予報士」通信講座の難易度や独学可能か解説

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観測データから独自の天気予報を行う気象分析のスペシャリストとして人気の「気象予報士」講座。転職やキャリアアップを目指す方にとって、さまざまな業界で強力な強みとなる資格です。しかし、、、

  • 「まとまった時間を勉強になかなか使えない。勉強不足だ、、、」
  • 「気象データなんて自分に分析できるのだろうか、、、」

このような不安を抱えている方が講座を受けようと思った時、心配なのは「私でもできるのか?」ということではないでしょうか?

この記事ではユーキャンの気象予報士講座の合格率や試験難易度や独学可能か?ついてご紹介します。

 

気象予報士試験の合格率ってどのくらい?

気象予報士。その仕事は、気象庁のさまざまな観測データを分析し気象情報を導き出す。

その気象予報士試験の近年の合格率は、平均4.5%程度とされています。

非常に合格率の低い試験として知られており、令和元年度の合格率は、第一回目の試験がまさに平均と同じ4.5%で、第二回目の試験では5.8%という結果になっています。

気象予報士試験の合格率の推移

それでは、気象予報士試験の過去5年分まで遡った合格率の推移を見てみましょう。

平成27年度、28年度の試験の合格率は4%台を維持しており、平成29年度には5.8%を記録しています。

その後は徐々に合格率が低迷していき、令和元年度の第一回目の試験で4.5%まで落ち込んだ後で、次の回では5.8%に返り咲いています。

実施回によって合格率にややムラはあるものの、常に4%台から5%台の中で変動しているという、非常に合格率の低い試験となっています。

気象予報士試験の合格率はなぜ低い?

気象予報士試験の合格率が低い理由は、主に以下の2点に起因しています。

合格率が低い理由①:実技試験がある

気象予報士試験には学科試験と実技試験があり、選択式の出題となる学科試験と違い、実技試験は記述式で回答する必要があります。そのため、問題用紙に記載されている天気図や衛星画像を理解し、自ら分析して論理的に回答を導きださなければなりません。深い知識を要する試験となるため、実技試験で脱落する受験者が多いとされています。

合格率が低い理由②:受験資格が無い

気象予報士試験には受験資格がないため、小学生から高齢者までが実際に気象予報士試験を受験しています。真面目に学習して受験している方も多くいますが、記念受験で挑戦しているという層が一定数いるため、全体の合格率が下がっているとされています。

 

気象予報士試験の難易度は?

気象予報士試験は、偏差値64程度の難易度だと言われています。

同程度の偏差値を持つ国家試験としては、歯科医師や社会保険労務士などがあり、難関試験として知られています。

気象予報士試験の合格ラインは?

気象予報士試験には学科試験と実務試験があり、さらに学科試験は一般試験と専門試験という2分野に分かれています。

合格基準点は、一般試験及び専門試験で15問中の11問以上が正解、実務試験は全体の70%以上と設定されていますが、その年の試験の難易度によって合格基準点が変動する場合もあります。

 

気象予報士試験の日程・内容は?

それでは次に、気象予報士試験の日程や詳細を見てみましょう。

気象予報士試験は年に何回あるの?

気象予報士試験は、例年1月下旬と8月下旬の年2回実施されています。正確な日程に関しては「一般社団法人 気象業務支援センター」の公式ホームページにて確認することが出来ます。

気象予報士試験の受験資格は?誰でも受験できる?

気象予報士試験には、受験資格がありません。年齢、学歴、経歴、国籍を問わずに誰でも受験することが出来るので、キャリアアップやキャリアチェンジを目指す方が挑戦しやすい国家試験として認知されています。

気象予報士試験の内容

気象予報士試験には、学科試験と実技試験があります。さらに、学科試験は、「予報業務に関する一般知識」と「予報業務に関する専門知識」の2つに分類されています。2つの学科試験と実技試験の詳細に関して見てみましょう。

<予報業務に関する一般知識>

こちらの試験では、大気の構造、大気の力学、気候現象、気候の変動、降水過程など、気象に関する一般的な知識を持ち合わせているかどうかを問われます。どのような順序で雨が降るのか、大気中の熱はどのようにして広がるのか、雲が発生する原因など、私たちの暮らしとも密接に関わる、天気の基礎的かつ物理的な知識について理解する必要があります。

また、こちらの試験では、「気象業務法その他の気象業務に関する法規」が頻出となっており、気象に関連した業務を行う際に、知っておくべき法令について出題されます。法令に関しては丸暗記で対応出来る傾向にありますが、その他は気象の構造や体系をしっかりと理解する必要があり、試験範囲も広くなっているので、しっかりと学習時間を確保出来るようにしましょう。

<予報業務に関する専門知識>

こちらの試験の主な分野としては、数値予報、短期予報、中期予報、長期予報、局地予報などの予報に関するものとなりますが、それ以外にも、「予想の精度の評価」や「気象の予想の応用」といった分野から出題されています。要約すると、天気予報がどのようにして作成されるのかに焦点を置いた試験となっており、観測データの見方や数値シミュレーションの利用など、気象予報に関する専門的な知識を要します。

こちらの勉強方法としては、ある程度の学習内容を暗記し終えたところで、自分で実際にデータ分析を行う練習をするということがポイントになります。過去問や演習問題はもちろん、気象庁のホームページ内にある観測データも試験対策用に活用出来るので、繰り返しデータ分析を行うことで、試験傾向を掴むことが出来ます。

<実技試験>

こちらの試験では、災害に関連した気象現象について問われます。台風や雪、温帯低気圧など、災害を引き起こすさまざまな気象現象に関しての出題となり、天気図やデータを見ながら実際に天気予報文を作成する必要があります。

学習方法としては、各天気図や衛星画像を日頃からチェックするようにし、データの見方の習得と起こりうる予報を考える癖をつけることがポイントです。複雑で実践的な試験となりますが、時間配分の難しさでも知られているため、日頃からタイマーをセットして演習問題や過去問を解くようにしましょう。

気象予報士試験の試験時間

気象予報士試験は、学科試験と実務試験を同日に行います。学科試験は2時間となっており、実務試験は2時間半となっています。学科試験の2時間は前半1時間と後半1時間に分かれており、その途中で30分間の休憩時間が取られています。

実務試験の場合も、前半1時間15分と後半1時間15分の間に休憩が挟まれているので、トイレに行きたい方は休憩時間に済ませるようにしましょう。また、学科試験に過去1年以内に合格した受験者は、実務試験が免除となります。

 

気象予報士試験は独学で合格できる?

気象予報士試験は、気象学や物理、法律、予報文の作成など、幅広い試験範囲をカバーする必要があり、非常に難易度の高い試験となっています。

独学で合格した受験者の多くは通信教育の対策講座を利用しているので、効率良く学習したいという方は、是非通信教育の利用を検討してみましょう。

通信教育なら、合格圏内に入るための最低限の知識を学習することが出来るので、出題箇所のみに時間を割くことが可能となっており、試験予想問題や演習問題にも多くアクセス出来るという利点があります。

長期戦になる難易度の高い試験となっているので、モチベーションを維持するためにも、さまざまな教材を使用して学習出来る通信教育がおすすめです。

気象予報士試験を合格するまでの勉強時間は?

気象予報士試験に合格するためには、約1000時間を学習に充てる必要があるとされています。

受験者の多くは仕事と勉強を両立しているため、1日の学習時間は3時間程度となっており、そのペースで学習をしていくと約1年間の学習期間を要することになります。

尚、試験範囲でもある気象に関する基礎知識をすでに持っているという場合は、もっと少ない学習期間で合格圏内に入れるというケースもありますが、そうで無いという方は1000時間を目安に試験勉強を行いユーキャンの気象予報士講座で合格を目標に頑張りましょう。