
「宅建講座は、何月ごろに申し込めばいい?」
「早めに申し込んだ方が安心?」
「試験まであまり時間がないけれど、今から講座を申し込んでも間に合う?」
宅建講座の申込時期を考えるとき、つい「○月までに申し込めばよい」「試験の半年前なら間に合う」といった固定的な答えを探したくなるかもしれません。
ただし、適切な申込時期は、すべての人で同じではありません。
確認したいのは、単なる残り月数ではなく、
試験までに何を終える必要があるか
↓
その学習工程に自分はどれだけ時間が必要か
↓
必要な講座機能をいつからいつまで使えるか
です。
また、次の3つも分けて考えます。
- 申込日:講座へ申し込みを行った日
- 講座利用開始可能日:必要な教材・講義・機能等を利用できるようになる日
- 実際の学習開始日:自分が実際に学習を始める日
「申し込んだ日」「講座を使えるようになる日」「自分が実際に勉強を始める日」は、同じとは限りません。
034では、申込日そのものではなく、必要な学習工程を必要な時期から実際に開始できるかを基準に考えます。
この記事では、「何月に申し込むべきか」を一律に決めるのではなく、試験日・学習期間・講座利用期間を重ね、その申込時期で必要な学習工程が試験前まで成立するかを確認する方法を整理します。
宅建講座はいつ申し込むべき?「何月」ではなく必要な学習工程から逆算する
宅建講座の申込時期は、「早ければ早いほどよい」「試験○か月前までなら大丈夫」と一律には決められません。
早ければよいとは限らない
早く申し込んでも、実際に学習を始めるのがかなり後になる場合や、利用期間の起算方法によっては、必要な時期まで一部機能を使えるか確認が必要になる場合があります。
そのため、申込日だけを早めればよいわけではありません。
遅いかどうかも残り月数だけでは決まらない
同じ残り期間でも、
- これから初めて学習を始める人
- 主要科目の学習をすでに終えている人
- 過去問・模試中心の段階にいる人
では、残っている学習工程が異なります。
したがって、残り月数ではなく、未完了の重要工程を残り期間で終えられるかを確認します。
キャンペーン期限と学習上の申込適期は別
割引やキャンペーンの期限が近いことと、自分の学習上、その時点で申し込むことが適切かは別問題です。
申込判断では、キャンペーン期限を起点にするのではなく、必要な学習工程・利用期間が成立するかを先に確認します。
申込時期は自分の学習条件によって変わる
仕事・家事・育児等によって、1週間に確保できる学習時間も異なります。
必要な学習量が同じでも、週に使える時間が違えば、必要な期間も変わります。
「いつ申し込むべきか」は、試験日だけではなく、自分の学習条件まで入れて決めることが重要です。
宅建講座の申込時期は何で決まる?「試験・学習・講座」の3つの時計を重ねる
申込時期を判断するときは、3つの時間軸を分けて考えると整理しやすくなります。
| 時計 | 確認すること | 役割 |
|---|---|---|
| ①試験時計 | 試験日までに何を終える必要があるか | 終了側の制約を決める |
| ②学習時計 | 自分には必要工程を終えるのにどの程度の期間が必要か | 必要な開始時期を決める |
| ③講座時計 | 必要な機能をいつからいつまで使えるか | 講座利用期間が学習工程を支えられるか確認する |
①試験時計|いつまでに仕上げるか
最終点は本試験です。
ただし、試験当日までインプットを続ければよいわけではありません。
その前に、過去問、復習、模試・答練等の総合確認を行う時間も必要です。
②学習時計|自分にはどのくらい期間が必要か
必要な勉強量と、実際に1週間で確保できる時間を重ねて、自分に必要な学習期間を考えます。
他人の「○か月で合格できた」という期間をそのまま使うのではなく、自分の条件で見積もります。
③講座時計|必要な機能をいつからいつまで使えるか
講座側には、
- 利用開始時期
- 教材発送時期
- 講義・Web教材の利用期間
- 受講期限
- 配信期限
- 質問期限
- 模試・答練等の利用時期
などの時間条件がある場合があります。
3つの時計が重なって初めて申込時期が成立する
例えば、自分の学習工程に十分な期間が必要でも、必要な機能の利用可能期間がそれより短ければ、学習計画と講座利用期間はそのままでは一致しません。
反対に、十分な利用期間があっても、自分が必要な時期から学習を始められなければ、申込時期として成立するとは限りません。
試験時計・学習時計・講座時計の3つが時間軸上でつながることが、034で確認したい状態です。
試験日からどこまで逆算する?インプットだけでなく総合確認まで時間を残す
申込時期を逆算するときは、本試験日だけを見て「そこまで講義を見終えればよい」と考えないようにします。
試験日を最終点に置く
まず、自分が受験する本試験の日を時間軸の最終点に置きます。
具体的な試験日は、試験実施機関等が公表する受験時点の公式情報で確認します。
過去問・復習の時間を残す
講義・教材で知識を入れるだけでなく、問題を解いて、理解・判断のズレを見つけ、復習する期間が必要です。
そのため、申込時期を考えるときも、インプット期間だけではなく、演習・復習を含めて逆算します。
模試・総合確認の期間も残す
試験前には、模試・答練等を使って、知識だけではなく、時間配分・解答順・複数科目をまたいだ総合運用等を確認する場合があります。
模試をいつ受け、結果をどう復習へ戻すか詳しく確認したい場合は、宅建模試の使い方を確認するへ進んでください。
詳細な学習工程配置は013へ
034では、「いつ何を勉強するか」という具体的な学習計画そのものは作りません。
学習開始から本試験までの工程を詳しく配置したい場合は、宅建の学習スケジュールを組むへ進んでください。
申込時期を決める前に何を確認する?自分に必要な学習期間を見積もる
試験日が分かっても、自分にどの程度の期間が必要か分からなければ、講座導入時期も決められません。
総学習時間だけで判断しない
必要な学習時間が同じでも、
- 週に多くの学習時間を確保できる人
- 平日・休日を合わせても限られた時間しか確保できない人
では、必要な暦上の期間が異なります。
総学習時間だけでなく、現実的に確保できる週あたりの学習時間まで落とします。
理解・演習・復習・総合確認まで含める
必要期間を見積もるときは、
- 教材・講義で理解する
- 問題演習で確認する
- 誤答を復習する
- 再演習する
- 模試等で総合確認する
ところまで含めます。
予定どおり進まない期間も考える
仕事の繁忙、体調、家庭予定等によって、予定どおり学習できない時期が出る場合があります。
学習計画を一日も遅れられない状態にすると、少しの中断で工程全体が崩れます。
必要に応じて、遅れを吸収する余裕も考えます。
必要学習量・開始時期が分からない場合
必要な勉強量そのものを確認したい場合は、宅建に必要な勉強時間を確認するへ進んでください。
自分がいつから勉強を始めるべきか整理したい場合は、宅建の勉強をいつから始めるか確認するへ進んでください。
申込日と学習開始日は同じ?「いつ申し込むか」より「いつ使い始められるか」を確認する
宅建講座への申込時期を判断するときは、次の3つを分けます。
| 日付 | 意味 |
|---|---|
| 申込日 | 申込手続きを行った日 |
| 講座利用開始可能日 | 必要な教材・講義・機能を利用できるようになる日 |
| 実学習開始日 | 自分が実際に学習を始める日 |
申込日だけでは判断しない
申し込みが完了しても、その瞬間から自分に必要な学習工程をすべて開始できるとは限りません。
「いつ申し込んだか」より、「必要な工程をいつから始められるか」を見ます。
教材発送が必要なら利用可能になるまで考える
紙教材を使って学習を始める予定なら、教材を実際に使えるようになる時期も確認対象です。
Web教材を利用できても、自分にとって紙教材が必須なら、その教材を利用できる前は必要工程がすべて成立しているとは限りません。
Web教材・講義の公開開始条件も確認する
講座・コースによっては、申込後すぐ利用できる機能と、別の開始条件・公開時期が設定される機能がある場合があります。
「オンラインだからすぐ全部使える」とは決めず、実際の利用条件を確認します。
自分自身の実学習開始日も重ねる
講座側が利用可能でも、仕事等の都合で自分がしばらく本格的に始められないなら、その期間も含めて考える必要があります。
講座利用開始可能日と実学習開始日を重ね、必要な工程を必要な時期から動かせるかを確認します。
受講期限・配信期限はどう見る?名前ではなく「何をいつまで使えるか」を確認する
ここでは各講座の期限そのものを比較するのではなく、自分の申込時期が成立するか判断するために、どの機能の期限を確認すべきかを整理します。
具体的な期限仕様や講座間の違いは、宅建講座の受講・配信期限を比較するで確認します。
講義をいつまで使えるか
講義動画等をいつまで利用できるのか確認します。
自分が復習時にも講義へ戻る予定なら、インプット終了時ではなく、その後も必要な期間を考えます。
問題演習・復習機能をいつまで使えるか
講義と問題演習が同じ期間利用できるとは限りません。
試験前まで問題演習・復習機能を使う予定なら、その工程に必要な期限を確認します。
質問をいつまで使えるか
講義配信が試験前まで続いても、質問制度が同じ時期まで利用できるとは限りません。
質問支援が必須なら、その期限を独立して確認します。
模試・答練は利用時期も確認する
模試・答練等は、単純な配信期限だけではなく、実施時期・申込期間・受験期間等によって利用可能な時期が決まる場合があります。
期限の起算点も確認する
期限が、
- 申込日から始まるのか
- 利用開始日から始まるのか
- あらかじめ決められた固定日までなのか
によって、申込時期への影響が変わります。